虫明焼の栞
むしあけやきのしおり
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むしあけやき
虫明焼に関する書籍と、展示場所を紹介しています。
「虫明焼について」 Back number 第1回〜第50回
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今月の抹茶碗 2024年10月15日 更新
虫明焼抹茶碗の写真と、ミニ解説。虫明焼等の展覧会情報。
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虫明焼について 2023年10月12日 更新
虫明焼の歴史、陶工(陶芸家・作家)等について書いています。
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蓼純Collection 2023年10月12日 更新
私・蓼純(たでじゅん)の収集品の写真と、ミニ解説をしています。
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虫明焼の年表 2021年04月03日 更新
虫明焼に関する事項を、年表にしています。
--Since
2003.10.10 大安--
虫明焼は、岡山県瀬戸内市邑久町虫明(せとうちしおくちょうむしあげ)の焼きものです。
創窯は文政元年(1818年)頃、今から200年位前ですね。
岡山藩の筆頭家老であり大茶人でもある伊木三猿斎(いぎさんえんさい)が、
京都から、初代清風与平(せいふうよへい)、真葛長造(まくずちょうぞう・宮川長造)、
初代真葛香山(まくずこうざん・宮川香山)などの名工を虫明に招きました。
その優美な技は、森香洲(もりこうしゅう)、初代・二代横山香寶(よこやまこうほう)、そして、
黒井一楽(くろいいちらく)へと、引き継がれていきます。
虫明焼の廃窯時には、岡本英山(おかもとえいざん)などが、復興に力を注ぎました。
現在も、岡山県重要無形文化財保持者の黒井千左(くろいせんさ)、
黒井慶雲(くろいけいうん)、松本学(まつもとまなぶ)などが、茶陶を中心に焼いています。
虫明焼の特徴は、京焼き系で、薄作り、高温焼成が基本です。
抹茶碗の高台は、だいたい切り高台にしています。
陶土は、水簸(すいひ)した粒子の細かい土を使っています。
絵付けの多くは、鉄釉で乾山風の絵が描かれています。
釉薬は灰釉で、全体には釉を掛けず、高台付近などに土味をみせています。
虫明焼は、他の茶道具と調和がとりやすく、茶味に叶っていると言われています。
美術史家・脇本楽之軒(わきもとらくしけん・1883〜1963年)が、
「日本一清楚の陶器は備前の虫明である。」と、絶賛しました。
「今月の抹茶碗」と、「蓼純(たでじゅん)Collection」に、虫明焼の写真を載せています。
お忙しい方は、写真だけでも見てくださいね ☆
(追記)
岡山県邑久郡邑久町虫明(おくぐんおくちょうむしあげ)は、町合併により、
2004年11月1日から、岡山県瀬戸内市(せとうちし)邑久町虫明になりました。
邑久町立中央公民館は、瀬戸内市邑久町公民館になり、
2009年4月1日から瀬戸内市中央公民館に名称変更されています。
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